油断編18/能は是だが芝居は非じゃ
現代の時点で比べるなら人気という点においては「能」より「歌舞伎」の方が いささか優位にあるという雰囲気を感じます。 ただ少し以前だとこれがすっかり逆になる印象で、実際江戸幕府が「式楽」 (公式行事に用いる音楽や舞踊)として採用していたのは「歌舞伎」ではなく、 「能」でした。 もちろんそこには伝統あ... 続きをみる
日本の常識は世界の非常識?この国が体験してきたユニークな歴史《日本史》の不思議をヤジ馬しよう!
現代の時点で比べるなら人気という点においては「能」より「歌舞伎」の方が いささか優位にあるという雰囲気を感じます。 ただ少し以前だとこれがすっかり逆になる印象で、実際江戸幕府が「式楽」 (公式行事に用いる音楽や舞踊)として採用していたのは「歌舞伎」ではなく、 「能」でした。 もちろんそこには伝統あ... 続きをみる
日本人が一番好きな演劇は、最大公約数的になら「忠臣蔵」に落ち着くのかも しれません。 その源泉を辿ってみると、実際に起こったいわゆる「赤穂事件」(1701-1703年)を 題材にした芝居「仮名手本忠臣蔵」がメッチャの大人気を博したことに行き当たり そうです。 始まりは人形浄瑠璃の演目として登場しま... 続きをみる
~日本固有の演劇である「歌舞伎」は、2009年にユネスコの無形文化遺産の 代表一覧表に記載された~ このような説明にぶつかると、その格式の高さに圧倒されてしまい、ついつい腰が 引けてしまうものです。 なにせ「神格化された伝統芸能」との説明ですからねえ。 ところがそのルーツをたどってみると、それ... 続きをみる
現在では芸術と見做されている「歌舞伎」にも、ここに至るまでにはそれこそ 波乱万丈・紆余曲折というべき難儀な時期がありました。 それを乗り越えたからこそ現在の「栄光」を手にしているわけですが、では その難儀とはいったいどんなものだったのか? ちょいと覗いてみることにしましょう。 お話は1603年から... 続きをみる